エアバス, エアライン, ボーイング, 機体 — 2016年8月18日 20:45 JST

キャセイ、A340を2機退役 16年上期、747-400は10月全退役

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 キャセイパシフィック航空(CPA/CX)は、2016年1-6月期(上期)にエアバスA340-300型機を2機退役させた。2017年末までに全機退役させる。また、10月までにボーイング747-400型機をすべて退役させる。

A340-300は5機、747-400は3機

退役したキャセイパシフィック航空のA340(同社提供)

 同社は7月現在、A340-300を5機保有している。このうち1機を2016年7-12月期(下期)に退役させ、残りの4機は2017年末までの退役を予定している。退役したA340は、リサイクルが進められている(関連記事)。

 3機を保有する747-400は現在、羽田、成田、台北と香港を結ぶ路線を中心に投入している。同機での最後の商業運航は10月1日の羽田発香港行きCX543便となる。

 貨物型の747-400Fついては、包括契約によりボーイングに売却。9月までに4機すべてをボーイングに引き渡す。

 ボーイングの発注リストによると、キャセイパシフィック航空は58機の747を導入。1979年7月20日に747-200Bが初めて引き渡された。747-400は旅客型を17機、貨物型を12機受領した。

747-8F、14機完納

 747-400の後継機して開発された747-8は、貨物型の747-8Fを14機発注済み。8月に1機を受領し、発注した14機をすべて受領した。747-400Fからの置き換えを進めている。

 また、22機を発注しているA350-900は、同社向け初号機を5月に、2号機を7月に、3号機を8月に受領。年内に計12機を受領する見込み。

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