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バニラエア（VNL/JW）は8月17日、9月に開設する新路線の台北（桃園）－ホーチミン線の運賃半額キャンペーンを開始した。成田や関西、那覇から台北に向かい、ホーチミンまで足を伸ばす2都市周遊を想定している。
台北－ホーチミン半額キャンペーンを実施するバニラエア＝16年4月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
台北の第2拠点化を進めるバニラエアは、9月14日に台北経由の成田－ホーチミン線を1日1往復新設。日本のLCCでは初めて、台北から以遠権を活用してホーチミンへ乗り入れる。現在4往復の成田－台北線のうち、1往復をホーチミンまで延伸するもので、ホーチミン発は翌15日が初便となる。
新路線は台北－ホーチミン間のみ利用できる。バニラエアは台北へは成田と関西から乗り入れており、同じく9月14日には那覇－台北（桃園）線が就航することから、キャンペーンでは台北とホーチミンを巡る観光を提案している。
台北－ホーチミン線のキャンペーン運賃は出発地の通貨建てで、片道3300円（999台湾ドル、683,000ドン）から。税金や手数料は別途必要になる。2区間以上同時予約する際は、1区間目の出発地の通貨が適用される。販売期間は8月31日午後11時59分までで、搭乗期間は9月15日から2017年3月25日まで。年末年始など、適用除外日がある。
成田－ホーチミン間は全区間を一括予約した際は、台北の乗継エリアで同日中に乗り継げる。しかし、成田－台北間と台北－ホーチミン間を個別に予約した場合は乗継エリアを利用できず、乗継時間が短いことから同日中には乗り継げないため、旅程を組む際は注意が必要となっている。
運航スケジュール
成田→ホーチミン
JW105 成田（17:50）→台北（20:45/21:50）→ホーチミン（翌日00:30）運航日：月木金
JW105 成田（17:55）→台北（20:50/21:50）→ホーチミン（翌日00:30）運航日：火日
JW105 成田（17:40）→台北（20:35/21:50）→ホーチミン（翌日00:30）運航日：水土
ホーチミン→成田
JW102 ホーチミン（01:35）→台北（06:10/07:15）→成田（11:30）運航日：月水土日
JW102 ホーチミン（01:35）→台北（06:10/07:30）→成田（11:30）運航日：火
JW102 ホーチミン（01:35）→台北（06:10/07:25）→成田（11:30）運航日：木金
関連リンク
バニラ・エア
・バニラエア、成田－ホーチミン9月就航 台北経由（16年7月13日）
・「16年度下期は2路線新設」特集・五島社長に聞く黒字化後のバニラエア（16年6月14日）
・バニラエア、那覇－台北9月就航 第2拠点化推進（16年5月25日）