日本航空(JAL/JL、9201)は8月2日、アナウンスを聞こえやすくするスピーカーを羽田空港で導入すると発表した。大きい音を出さなくても遠くまで響くスピーカーを採用することで、すべての利用客に「聞こえやすさ」を提供。音のバリアフリー化を目指す。
導入するのは東京・台東区のサウンドファンが開発した「ミライスピーカー」で、国内線第1ターミナルのチェックインカウンターや保安検査場、搭乗口、空席待ちカウンターなどに計6台を、8月10日から設置する。
ミライスピーカーは蓄音機を参考に開発したスピーカーで、広い場所でも音を減衰させない仕組みを採用。大きい音を出さなくても遠くまで響き、言葉や音楽の明瞭度を向上させる。JALのほか、野村證券や伊予銀行などが導入している。
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