ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)は現地時間8月1日、同社3機目となるエアバスA320neo(登録番号D-AIND)を受領したと発表した。エンジンは米プラット・アンド・ホイットニー(P&W)製PW1100G-JMを搭載する。
フランクフルトを発着する短距離路線に投入する。ルフトハンザはA320neoのローンチカスタマーで、2016年1月20日に初号機(登録番号D-AINA)を受領。初の定期運航便として、同月24日午前10時フランクフルト発のハンブルク行きLH10便に投入した。今後、2016年末までに計5機を受領する見込み。
A320neoは、LCCなどに人気の小型機A320の派生型で、燃費を向上した新型エンジンを搭載。PW1100G-JMか、CFMインターナショナル製LEAP-1Aが選択できる。A320neoファミリーとしては、メーカー標準座席数が1クラス180席のA320neoのほか、156席のA319neoと236席のA321neoの3機種で構成される。
ルフトハンザはグループでA320neoファミリーを計116機発注済み。内訳はルフトハンザが計101機(A320neo 61機、A321neo 40機)で、スイス インターナショナルエアラインズ(SWR/LX)が計15機(A320neo 10機、A321neo 5機)。
6月末現在、エアバスはA320neoファミリーを計4583機受注している。内訳はA319neoが58機、A320neoが3396機、A321neoが1129機。このうち、8機のA320neoを計3社に引き渡している。
関連リンク
Airbus A320neo(Lufthansa Group)
ルフトハンザのA320neo
・ルフトハンザのA320neo初号機、フランクフルト-ハンブルク線に 年内5機体制へ(16年1月27日)
・エアバス、A320neo初号機納入 ルフトハンザに(16年1月21日)
A320neo関連
・A320neo、LEAP機も納入 トルコLCCに(16年7月22日)
・ラタム航空のA320neo初号機、ロールアウト(16年7月15日)
・印ゴーエア、A320neo初号機受領 導入3社目、186席仕様(16年6月6日)
・A320neo納入遅れ、今秋解消へ(16年5月31日)
・印インディゴ、A320neo受領 同社向け初号機、アジア初(16年3月14日)