エアバスは、米LCCのアレジアント航空(AAY/G4)と12機のA320導入で合意した。現地時間7月29日に発表した。同社が新造機を購入するのは初めて。
アレジアント航空は2017年から2018年に受領する見込みで、受領後は77機のエアバス機を導入することになる。現在は旧マクドネル・ダグラス(現ボーイング)MD-80型機とボーイング757型機を保有しているが、2019年までにこれらをエアバス機に機材更新する。
6月末現在、エアバス機31機を含む全85機を保有している。内訳はA319(156席)が15機、A320(177席)が16機、MD-80(166席)が49機、757(215席)が5機。2016年末までにA319を2機導入し、MD-80と757を1機ずつ退役させる。保有総数は85機で変更はない。
アレジアント航空は5月、フィリピンのセブパシフィック航空(CEB/5J)が保有するA319を4機購入することで合意。2017年に受領を開始する。2015年2月に合意した6機に続くもので、2018年までに10機を導入する。
アレジアント航空はラスベガスやタンパ、オーランドなどを拠点に、米国内の各都市に運航している。
関連リンク
Airbus
エアバス・ジャパン
Allegiant Air
・セブパシフィック、米LCCにA319売却 計10機(16年5月24日)