エアバス, エアライン, 機体 — 2012年10月1日 09:00 JST

LAN航空、A320向け客室オプション「Space-Flex」導入へ

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 エアバスは現地時間9月27日、LAN航空(LAN)がA320型機の新造機に新客室レイアウト「Space-Flex PRM」を導入すると発表した。ラバトリー(化粧室)の配置を変更することで客室後部スペースを有効活用するレイアウトで、すでにブラジルのTAM航空(TAM)がこのオプションを選択している。「Space-Flex」が導入されるA320ファミリーは101機になった。

A320ファミリー用の新客室レイアウト「Space-Flex PRM」(エアバス提供)

 LAN航空とTAM航空は合併し、LATAM航空グループとして南半球でのエアバス最大顧客の一社となった。合計で約400機を発注しており、現在200機以上が運航され、今後180機以上が引き渡される予定。

 「Space-Flex PRM」は、客室後部のスペースをより効率的に使用することで、2つのラバトリーとギャレー(厨房設備)を効率的に配置する。

 このうち、ラバトリーは単通路型機では初となる身体障害者用の仕様へ容易に変更でき、広さはA330など広胴型機と同等になる。

関連リンク
Airbus
エアバス・ジャパン

エアバス、ラバトリー配置変更したA320用客室「Space-Flex」 TAMが初採用

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