エアバスは現地時間7月11日、ロサンゼルスを拠点とする航空機リース会社エア・リース・コーポレーション(ALC)からA350-900を3機、A321従来型(A321ceo)を1機確定受注したと発表した。今回の受注により、ALCからの受注分は計267機となる。
267機のうち双通路機は70機で、単通路機は197機。双通路機70機の内訳は、A330-200が10機、A330-300が6機、A350-900が24機。開発を進めているA330-900は25機、A350-1000は5機発注している。このうち受領済みはA330-200とA330-300の全機で、A350-900は受領していない。
A350-1000のうち4機は、ヴァージン アトランティック航空(VIR/VS)がリースで導入する。2021年までに全機を引き渡す見通し(関連記事)。
単通路機197機の内訳は、A320ceoが30機、A321ceoが27機、A320neoが22機と、開発を進めているA321neoが118機。このうち受領済みはA320ceoが29機とA321ceoが26機で、A320neoは受領していない。
関連リンク
Airbus
エアバス・ジャパン
Air Lease Corporation
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