成田国際空港会社(NAA)は6月30日、第2と第3のターミナル間を運行するバスについて、11月から運行時間を短縮すると発表した。構内道路を一部新設することで、走行距離の短縮を図る。また、運行間隔も短くする。
新設するのは、第2ターミナル北側の道路で、以前は駐車場があったスペースに整備する。新設により走行距離はこれまでの2.5キロから900メートルに、所要時間を11分から4分にそれぞれ短縮する。
道路新設に伴い、バス停も移設。これまでのバスレーンから第2ターミナル脇に移設し、利用客の利便性向上を図る。運行間隔は、これまでの8分程度から5分程度に短縮する。
構内道路は一方通行で、従来のルートの場合、空港東通りや東成田駅などを経由する必要があった。
NAAの夏目誠社長は3月、連絡バスの運行ルート短縮を検討していることを明らかにしていた。
関連リンク
成田国際空港
・成田LCCターミナル、開業1周年 600万人利用(16年4月8日)
・成田のLCCターミナル、連絡バスの時間短縮検討(16年3月24日)
・成田空港、LCCターミナルが開業 初便はジェットスター札幌行き(15年4月8日)