川崎重工業(7012)は9月25日、P-1固定翼哨戒機の量産初号機(機体番号5503)の初飛行に成功した。同機は同日午後0時39分に航空自衛隊岐阜基地を離陸。約2時間半の飛行後に着陸した。
P-1は海上自衛隊の哨戒機P-3Cの後継機。防衛省が次期輸送機(XC-2)と共に、2001年度から2機種の同時開発を進めている。
川重は主担当企業として開発を進め、08年度にP-1の量産初回契約を受注。量産機の設計と製造作業を進めてきた。
今後は岐阜工場で飛行試験を続け、防衛省への12年度内の納入を目指す。
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