日本航空(JAL/JL、9201)が加盟する航空連合、ワンワールド・アライアンスは現地時間6月22日、九州行きの航空券を割引運賃で販売すると発表した。訪日客を対象に従来の半額で提供することで、九州地方の旅行需要拡大や活性化につなげる。
「oneworld YOKOSO/Visit KYUSHU Fare」で、羽田と成田、伊丹発着の九州路線を1区間5400円で販売する。北九州と福岡、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島の7空港が対象で、5区間まで購入できる。10月29日出発分まで販売する。
ワンワールド加盟各社便で日本へ往復することが条件で、日本国外の居住者が購入できる。JALの海外地区予約センターや海外の旅行代理店で販売する。
対象便はJAL運航便で、ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)や天草エアライン(AHX/MZ)が運航するコードシェア(共同運航)便は対象外となる。
JALは訪日客向けの国内線運賃「Japan Explorer Pass」を販売。1区間1万800円で設定し、地方誘客の拡大を図っている。訪日する際の航空会社に制限はなく、JAL以外の利用でも適用する。
関連リンク
ワンワールド・アライアンス
日本航空
・JAL、訪日客向け国内線運賃で地方誘客 全線1区間1万800円(15年12月9日)