シンガポール航空(SIA/SQ)は現地時間6月16日、バルセロナ-サンパウロ線を運休すると発表した。不採算路線の見直しに伴うもので、10月20日で運航を終了する。
運休するのはサンパウロ行きSQ68便と、バルセロナ行きSQ67便。同路線はバルセロナ経由のシンガポール-サンパウロ線の一部として、月曜と木曜、土曜の週3往復を、ボーイング777-300ER型機で運航している。
SQ68便の所要時間は11時間10分、SQ67便は10時間25分。シンガポール発着で利用した場合、乗り継ぎ時間を含めサンパウロ行きSQ68便は25時間50分、シンガポール行きSQ67便は24時間45分かかる。
同路線はシンガポール航空唯一の南米路線。北米路線は4路線で、香港経由とソウル(仁川)経由のサンフランシスコ線と成田経由のロサンゼルス線、モスクワ経由のヒューストン線、フランクフルト経由のニューヨーク線を運航している。
10月23日からはサンフランシスコへの直行便を開設し、ソウル経由のサンフランシスコ線をロサンゼルス発着に切り替える。
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シンガポール航空
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