チリのラン航空(LAN/LA)とブラジルのTAM航空(TAM/JJ)による新ブランド「ラタム航空(LATAM Airlines)」は6月15日、日本からの南米行きセール運賃の販売を開始した。成田発着の南米5都市を設定した。最安値はリマ(ペルー)行きの15万9000円。
リマとクスコ(ペルー)、サンチアゴ(チリ)、サンパウロ、リオデジャネイロ(ブラジル)の5都市行きで、それぞれ北米各都市での乗り継ぎが必要となる。7月15日まで、旅行代理店各店で販売する。9月1日の日本出発分から有効で、搭乗期間は方面により異なる。ブラジル行きは2017年3月31日まで、チリとペルー行きは2016年10月28日まで。
ラタム航空は現在、アジアには乗り入れていない。日本路線は日本航空(JAL/JL、9201)が運航する成田-ロサンゼルス線やニューヨーク(JFK)線などでコードシェア(共同運航)を実施している。
ラン航空とTAM航空は2012年7月に提携。2015年8月には統合の一環として新ブランド名「ラタム」を発表した。現在は南米117都市、北中米11都市、欧州6都市、オセアニア3都市の計137都市に乗り入れている。
関連リンク
今こそ南米へ(ラタム航空)
・ラン航空とTAM航空、「ラタム航空」に 日本就航「遠い将来」(16年5月11日)