キャセイパシフィック航空(CPA/CX)は、マドリード行きのビジネスクラスでスペイン料理の機内食を提供している。香港-マドリード線の運航開始を記念したもので、香港のホテル、ザ・ランガム香港(香港朗廷酒店)が手がけた。現地時間8月31日まで提供する。
提供するのは同ホテルのエグゼクティブ・シェフ、ペドロ・サンペール氏が手がけるスペイン料理で、シェフの故郷、北部バスク地方の郷土料理などを中心に用意する。
メインに用意するのは、イベリコ豚のほほ肉を煮込んだ一品。スペインではポピュラーなブドウ品種「テンプラニーリョ」で醸造した赤ワインで煮込んだものを、黒トリュフ入りのポテトとともに提供する。
このほか、バスク風タラの蒸し煮も用意。アサリをパセリとオリーブオイルで仕上げたソース「サルサベルデ」とともに提供する。スープは、キュウリとトマトをラズベリー風味で仕上げた冷製スープ「ガスパチョ」を提供する。
香港-マドリード線は6月2日に運航を開始。週4往復を、ボーイング777-300ER型機で運航する。両都市間の直行便は初めて。
運航スケジュール
CX315 香港(00:50)→マドリード(08:45)運航日:日火木土
CX320 マドリード(12:30)→香港(翌日07:05)運航日:日火木土
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