エアライン, 機体 — 2012年9月23日 09:35 JST

日航の鶴丸MD-90、雨の羽田から初便出発

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 日本航空(JAL、9201)が鶴丸塗装に化粧直しを行った旧マクドネル・ダグラスMD-90型機(登録番号JA8070)の初便が9月23日午前8時、羽田発JL1783便として大分へ旅立った。復路は大分を午前10時25分に出発するJL1784便で、羽田には正午に到着する予定。

雨の羽田空港を出発するJALのMD-90鶴丸塗装機=9月23日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 同機は整備項目の一つである再塗装の実施期限を迎えたため、他の整備作業とともに実施。JALによると塗装作業は新旧ともに1週間程度で、手間の差がないことからブランド統一の観点で鶴丸にしたという。就航路線は熊本や奄美大島、広島、高知、宮崎、釧路、三沢などを予定している。

 JALのMD-90は旧日本エアシステム(JAS)から統合時に引き継いだ機材で、座席数は150席(クラスJ 18席、普通席 132席)。当初16機だったが現在の保有機数は8機まで半減した。退役後はデルタ航空(DAL)への売却が進められており、2012年度中には全機引退する。

大分行きJL1783便として羽田を出発する鶴丸塗装のMD-90=9月23日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

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