日本航空(JAL/JL、9201)は、中国・香港・台湾線のエコノミークラス機内食に、北海道をテーマにしたメニューを6月1日から導入する。
北海道は訪日客にも人気の観光地で、JALは2015年12月に北海道と包括連携協定を結んでいる。機内食などを通じ、観光やグルメなど北海道ブランドを発信していく取り組みで、今回ののメニュー導入もその一環となる。
第1弾は、北海道函館市の老舗洋食店五島軒監修の「あいがけカレー」。五島軒は1879(明治12)年に函館市で開業し、国内外の著名人に愛されてきたという。あいがけカレーに続き、オムライスやホワイトカレー、豚丼など、北海道各地のご当地メニューを提供していく。
対象路線は、羽田と成田、関西を出発する中国・香港・台湾線のプレミアムエコノミークラスとエコノミークラス。9月1日からは、中部発の中国・台湾線も同じメニューに変更する。
メインの料理は15日ごとに変更する。6月から8月はハーゲンダッツのアイスクリームも提供。9月からは、「白い恋人」で有名な石屋製菓や「マルセイバターサンド」の六花亭など、人気店の菓子を用意する。
また、長距離国際線の欧州と米国、豪州路線では、モスバーガーを展開するモスフードサービス(8153)と共同開発した「エアモス野菜バーガー」を、6月からプレミアムエコノミーとエコノミーで提供する(関連記事)。
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