エアライン, ボーイング, 機体, 空港 — 2016年5月11日 21:20 JST

ジンエアー、成田7月就航へ 初の首都圏乗り入れ

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 韓国のLCC、ジンエアー(JNA/LJ)は、7月1日からソウル(仁川)-成田線を開設する。成田国際空港会社(NAA)が5月11日に発表した。1日2往復のダブルデイリーを運航する。同社が首都圏に乗り入れるのは初めて。7月以降の同路線は、8社が週124往復を運航することになる。

首都圏に初めて乗り入れるジンエアー(同社提供)

 運航機材はボーイング737-800型機。成田を午前に発着する便と、夕方に発着する便を設定した。午前便の成田行きLJ201便はソウルを午前7時25分に出発し、成田には午前9時50分に到着。折り返しのソウル行きLJ202便は成田を午前10時50分に出発し、午後1時20分にソウルへ到着する。

 夕方着便の成田行きLJ203便はソウルを午後2時25分に出発し、成田には午後4時55分に到着。折り返しのソウル行きLJ204便は午後5時55分に成田を出発し、午後8時25分にソウルへ到着する。

 大韓航空系列のジンエアーは2008年7月、ソウル(金浦)-済州線で運航を開始。現在、国内線は3路線、国際線はソウル(仁川)と済州、釜山から計28路線を運航する。

 このうち日本路線は7路線で、ソウルから関空に週14往復、福岡に週21往復、札幌と那覇に週7往復ずつ、釜山から関空に週14往復、那覇に週3往復運航している。

 成田-ソウル便は7月1日時点で、8社が週124往復を運航。ジンエアーのほか、韓国のフルサービス航空会社(FSC)はアシアナ航空(AAR/OZ)が28往復、大韓航空(KAL/KE)が26往復、LCCではチェジュ航空(JJA/7C)が21往復、イースター航空(ESR/ZE)が14往復、ティーウェイ航空(TWB/TW)が7往復で乗り入れる。韓国以外では日本航空(JAL/JL、9201)とユナイテッド航空(UAL/UA)が7往復ずつ運航する。

運航スケジュール
ソウル→成田
LJ201 ソウル(07:25)→成田(09:50)
LJ203 ソウル(14:25)→成田(16:55)

成田→ソウル
LJ202 成田(10:50)→ソウル(13:20)
LJ204 成田(17:55)→ソウル(20:25)

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