エアライン, ボーイング, 機体 — 2016年5月10日 06:05 JST

JALの機内ネット接続、15分無料期間延長 9月末まで

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 日本航空(JAL/JL、9201)は5月9日、国内線の無線LANによる機内インターネット接続について、15分間無料での提供期間を延長すると発表した。9月30日まで、サービス対応機材で運航するすべての便で提供する。

国内線スカイWi-Fiの15分間無料提供を延長するJAL=14年5月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 JALは機内Wi-Fiサービス「スカイWi-Fi」の15分無料提供を、4月20日から開始。当初、5月31日までの期間限定で設定していたが、期間延長を検討していた。

 乗客が自分のスマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどの無線LAN対応機器を使用して専用ページに接続する。ビデオ番組を無料で視聴できるほか、通常は有料のインターネット接続を15分間に限り無料で提供する。

 国内線のスカイWi-Fiは2014年7月23日に導入したサービスで、機体上部に設置したアンテナから通信衛星を経由してインターネットに接続する。データ量は1機30メガビット毎秒(bps)で、これをユーザー同士で分け合って接続する。

 通常は有料で、30分400円の「時間制プラン」と、1回のフライトで時間制限がない「フライトプラン」の2種類を用意する。フライトプランは、搭乗路線や利用機器で金額が異なる。

 4月からは提供するビデオ番組のチャンネル数を、従来の10番組から30番組に拡大。人気ドラマ『孤独のグルメ Season3』などを上映している。

 国内線のスカイWi-Fi対応機材は現在62機で、2016年度末までに77機となる予定。

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