エアライン, 解説・コラム — 2016年5月1日 11:15 JST

CAがフライトで必ず意識する「音」と「色」とは? 連載・CREW WORLDのアテンションプリーズ!!(36)

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 Aviation Wireをご覧の皆さま、こんにちは!客室乗務員(CA)経験者専用の情報共有サイト「CREW WORLD」です。

 前回は「CA経験者が語る、合格の秘訣は?」と題し、実際にCA経験者が採用面接で聞かれたユニークな質問や、CA試験に合格するために努めた内容についてご紹介しました (関連記事)。

 季節は早々に過ぎ、いよいよゴールデンウィークに突入しましたね。お仕事によっては有給を使うことで、最大10連休の休みが実現できる方もいるのではないでしょうか。

 航空会社にとってゴールデンウィークは年末年始と同様に、お客様が最も多く搭乗される期間。朝から晩まで満席のフライトを運航するCAにとっては、気力と体力が試される機会でもあります。

 そのような普段以上に忙しい機内であっても、事故や遅延を防ぐことは勿論、お客様に最高のサービスを提供するのがCAの仕事。クルー同士が互いに助けあい、どんなに忙しい状況下でも高いパフォーマンスを出すためにCAが気をつけているのが、機内の「音」と「色」に意識を向けることです。

 CAや飛行機好きには“常識”とも言える機内の「音」と「色」。これからCAを目指す人は、機内の様子を思い浮かべてみてください。

—記事の概要—
機内に存在する「音」と「色」とは?
パッセンジャーコール
インターホンコール
ラバトリーコール
機内にある「赤色」はCAに対する注意喚起のメッセージ

機内に存在する「音」と「色」とは?

客室乗務員は機内で常に「音」と「色」を意識(写真はイメージ)=15年9月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 飛行機に乗る機会が多い方であれば、座席に付いているCA呼び出しボタンを押したことがあるのではないでしょうか。その際に「ポーン」と音がなると同時に、座席上のライトが点灯。さらに、非常口サインやギャレー(厨房)、CAシート付近に付いている複数のライトの一つが青く点灯します。

 これはパッセンジャーコールといい、お客様がCAにリクエストを伝えたいなど、CAに対し用事がある時に発生する合図。この合図を「お客様からのリクエストだ」と判断するために、CAには「音」と「色」を使い分ける能力が必要とされます。

 その理由は、航空会社や機種によって違いはありますが、機内にはたくさんの


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