日本航空(JAL/JL、9201)と全日本空輸(ANA/NH)は、4月17日も福岡-鹿児島線などで臨時便や不定期便を運航する。一方、熊本空港は16日未明の本震でターミナルに被害が出たため、16日から発着全便が欠航となっている。
*熊本空港が一部再開(現地の様子はこちら)。
JALグループでは、17日は福岡-鹿児島線に日本エアコミューター(JAC/JC)が臨時便、定期便を運航していないJALとジェイエア(JAR/XM)が不定期便を運航。3社合わせて8往復16便の臨時便・不定期便を運航する。
機材と便数は、JAC便がサーブ340B型機(36席)で2往復4便、JAL便がボーイング767-300型機(261席)とボーイング737-800型機(165席)で1往復2便ずつ、ジェイエア便がエンブラエル170型機(E170、76席)で4往復8便となる。
福岡-宮崎線では、17日はJALが臨時便2往復4便を737-800で運航する。
また、鹿児島を午後7時10分発の伊丹行きJL2414便は、機材をE170から767-300へ大型化する。
ANAでは、17日は伊丹-鹿児島線の臨時便を1往復2便、福岡-鹿児島線の不定期便を4往復8便運航する。
16日始発から閉鎖されている熊本空港へは、国内線6社と国際線3社の計9社が就航。国内線は羽田と成田、伊丹、中部(セントレア)、県営名古屋(小牧)、天草、那覇の7空港から、国際線はソウルと高雄、香港の3都市から乗り入れている。
国内線はJALが羽田線を1日8往復と伊丹線3往復、ANAが羽田線5往復と伊丹線6往復、中部線3往復、那覇線1往復、ソラシドエア(旧スカイネットアジア航空、SNJ/6J)が羽田線5往復、ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)が成田線2往復(1日最大)、フジドリームエアラインズ(FDA/JH)が県営名古屋線3往復(1日最大)、天草エアライン(AHX/MZ)が天草線と伊丹線を1往復ずつ、それぞれ運航している。
国際線はアシアナ航空(AAR/OZ)がソウル線を週3往復、チャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)が高雄線を週3往復、香港航空(CRK/HX)が香港線を週2往復運航している。
*熊本空港が一部再開(現地の様子はこちら)。
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