エアバス, 企業, 機体 — 2016年4月13日 16:00 JST

エアバス、A319neoのビジネスジェット受注 アジア顧客から

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 エアバスは現地時間4月11日、同社の旅客機をベースにしたビジネスジェット機「エアバス・コーポレート・ジェット」のうち、「ACJ319neo」をアジアの顧客から受注したと発表した。同機をアジアの顧客が発注するのは初めて。

ACJ319neoのイメージイラスト(エアバス提供)

 2019年4-6月機(第2四半期)の引き渡しを予定している。客室内装とエンジンは今後選定される。

 ACJneoは、A320ファミリーに新型エンジンと翼端の大型ウイングチップ「シャークレット」を採用した、A320neoファミリーのビジネスジェット版。A319neo(1クラス156席)をベースとするACJ319neoと、A320neo(1クラス180席)を母体にするACJ320neoの2機種で構成する。

 標準仕様の座席数はACJ319neoが8席、ACJ320neoは25席と、旅客機と比べて大幅に少ない。航続距離はACJ319neoが6750海里(1万2500キロ)、ACJ320neoが6000海里(1万1100キロ)となる。

 2015年5月にローンチし、英国ファンボローを拠点とするアクロポリス・アビエーションが、ACJ320neoを発注。ACJneoファミリーのローンチカスタマーになった。ローンチ以降、複数社から6機を確定受注している。

 エアバス・コーポレート・ジェットは、これまでに170機以上の受注を獲得している。

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