ユナイテッド航空(UAL/UA)は現地時間4月6日、運航開始から90周年を迎えた。初便は1926年4月6日、同社の前身のバーニー航空が運航した。
初便に使用したのは、複葉機「スワロー」。航空郵便を搭載し、ワシントン州パスコを出発し、365キロ離れたアイダホ州ボイジーに到着した。現在は世界6大陸の342地点に、1日平均5000便を運航している。2015年はおよそ200万便を運航し、1億4000万人が利用した。これまでに40億人以上が利用している。
ユナイテッド航空は1936年、民間の航空会社としては初めて機内食工場を設置。初の機内食はフライドチキンとスクランブルエッグの2種類から選択できた。現在は年間5000万食以上の機内食を提供している。
1960年代には、機内でのテレビ生放送の視聴できるようにした。ボーイング707型機に導入し、大都市上空を飛行中に視聴できた。現在は生放送が視聴できる機材は216機。およそ700機に機内無線LAN(Wi-Fi)を搭載する。
今年3月には米国で初めて、持続可能な航空バイオ燃料での定期便運航を開始した(詳しくはこちら)。
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ユナイテッド航空
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