ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)は、印刷した搭乗券が不要な「モバイル搭乗券」を同社のスマートフォンアプリに組み込み、3月29日から運用を開始した。国内線が対象で、同社が乗り入れる11空港で利用できる。アプリに組み込むことで、予約から搭乗までをアプリ上で手続きできるようになる。アプリでの搭乗券運用は、国内LCCでは初めて。
同社のモバイル用アプリ「ジェットスターアプリ」で提供する。アプリでチェックイン後に表示する予約画面で、「搭乗券の表示」ボタンをタップして使用。表示した搭乗券のQRコードを保安検査場と搭乗口で提示して利用する。また1つの予約番号で、複数人利用への対応も開始した。
受託手荷物がない場合に利用できる。手荷物を預ける場合、従来どおりカウンターでのチェックインが必要となる。利用できるのは国内線のみで、国際線は従来どおり、日本発・現地発ともに印刷した搭乗券とパスポートが必要となる。
ジェットスターアプリの動作環境は、iOS版がiOS 7.0以上搭載のiPhoneとiPad、iPod touch、アンドロイド版がAndroid OS 4.0以降を搭載した機種。iOS版はApp Storeから、アンドロイド版はGoogle Playからそれぞれ無料でダウンロードできる。
1月から運用を開始したモバイル搭乗券では、QRコード付きのモバイル搭乗券をメールで受信後、端末に保存する必要があった。
関連リンク
ジェットスターアプリ(ジェットスター・ジャパン)
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