解説・コラム — 2016年3月20日 17:55 JST

国際線CAの1日(後編) 連載・CREW WORLDのアテンションプリーズ!!(33)

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 Aviation Wireをご覧の皆さま、こんにちは!客室乗務員(CA)経験者専用の情報共有サイト「CREW WORLD」です。

 前回は「異業種へ転職を考えるCAが今やるべき3つのこと」と題し、転職経験がある元CAを対象に調査を行いご紹介しました(関連記事)。

 今回は、前々回の続き「国際線CAの1日(後編)」です。ある外資系航空会社の長距離路線を例に、離陸から着陸までをご紹介します。

—記事の概要—
離陸からサービスの準備
食事サービス後の業務
到着まで
いよいよ着陸
着陸後の業務

離陸からサービスの準備

ビジネスクラスで機内サービスする客室乗務員(写真はイメージ)=16年3月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 お客様の搭乗が終わると、いよいよ離陸です。離陸後、3万フィートに到達したらシートベルトサインが消灯。CAも離席できるようになり、機内サービスの準備を始めます。

 ギャレー(厨房)担当は温められたメインのお食事をカートの中に一つひとつセッティングしていき、他のCAはその間に各担当の役割につきます。オーディオシステムで映画のスイッチを入れたり、アメニティキットや書類、ひざ掛け、離陸前にお応えできなかったサービスの提供をしたりと、大忙しです。

 機内に温められた食事の香りが満ちてくると、サービス開始のサイン。お食事を選択できる航空会社がほとんどですが、お客様全員が好きなメニューを選べるように搭載されていません。4対6や3対7の割合で搭載されていることが多いです。

食事サービス後の業務

 サービスが一通り終わったら、CAは何をしているのでしょうか? 飲み物を配っているだけでは


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