日本政府観光局(JNTO)の訪日外客数2016年1月推計値によると、訪日客数は前年同月比52.0%増の185万1800人で、単月としては過去2番目の訪日数となった。出国日本人数は3.3%増の127万6000人で、4カ月ぶりに前年を上回った。
単月の過去最多は2015年7月の191万8356人。また、1月としての過去最高も記録した。1月で最も多かったのは2015年の121万8393人で、63万人近く上回っている。
月間の訪日客数は、2014年3月から1年11カ月連続で100万人を突破。JNTOが「重点市場」と定める20の国・地域中、韓国と豪州の2市場で単月の過去最高を記録し、韓国は50万人を初めて突破した。このほか、ロシアを除く16市場で1月の過去最高を記録した。
JNTOでは今回の結果について、1月は学校休暇によるアジア地域からの需要増加や欧米豪の航空路拡大、燃油サーチャージの値下がりなどを要因に挙げ、断続的な訪日プロモーションや円安による割安感が定着したことなどが後押しした、と分析している。
方面別に見ると、アジアでは韓国が前年同月比
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