エアライン, 企業, 機体, 空港 — 2016年2月17日 22:55 JST

JALとベネッセ、東北の小学生を体験飛行に招待

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 日本航空(JAL/JL、9201)とベネッセホールディングス(9783)は、青森空港と花巻空港、仙台空港で、各県内在住の小学4-6年生を対象としたチャーター便による体験飛行「明日のつばさ」を3月に実施する。

吹雪の中青森空港へ到着するジェイエアのCRJ200=16年1月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 体験飛行は3月12日午前に青森空港、午後は仙台空港、13日午前に花巻空港で実施する。青森県は青森市内と八戸市内、岩手県は花巻市内、宮城県は女川町内に各在住の小学4-6年生が対象で、参加費は無料。いずれも先着順で各県で最大40人を募る。

 内容はJALスタッフの案内で、空港内の施設や業務を見学。ジェイエア(JAR/XM)が運航するボンバルディアCRJ200型機による、約1時間の体験飛行を実施する。上空約1万5000フィート(約5000メートル)から、自分たちの住む街を眺めた後は、当日の思い出をまとめるワークショップを開く。

 参加条件は、各地の集合場所まで保護者が送迎できること。ツアーの参加は子供のみとなる。集合場所は青森県会場が青森空港へ12日午前9時集合、宮城県会場が女川小学校へ12日午前9時集合、岩手県会場が花巻空港へ13日午前8時50分集合となっている。

 申し込みは専用電話窓口(0120-959-616)で2月29日まで受け付ける。受付は期間中の月曜から金曜の午前10時から午後5時まで。

 JALとベネッセでは、2012年から共同企画を毎年実施。今回は震災から6年目に入る最初の週末に、将来の進路を小学生が考えるきっかけのひとつとして、空の仕事に触れたり、生まれ育った場所への思いを深めてもらう。

 また、青森空港では2015年11月5日に、JALのボーイング787-8型機(登録番号JA829J)が初飛来した際に青森市内の保育園児を招き、JALの整備士らによる航空教室が開かれた。

関連リンク
日本航空
ベネッセホールディングス

積雪量日本一の青森空港支える「ホワイトインパルス」(16年2月1日)
JALの787、青森に初飛来 台北からチャーター(15年11月5日)
JAL、E190を伊丹-鹿児島5月投入 クラスJも設定(16年1月19日)
JALとベネッセ、小学生向け「そらとぶ自由研究」 宇宙センター見学ツアー(15年5月28日)