空港 — 2016年2月8日 13:15 JST

日本の習慣知ってますか? 国内6空港、訪日客にティッシュで注意喚起

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 中国では旧正月「春節」に突入し、今年も多くの訪日客が見込まれる。訪日客を出迎える国内6空港では、ポケットティッシュとチラシを配付し、日本の習慣や出国時の保安検査での注意事項を喚起する取り組みを実施している。

訪日客に配付するティッシュ(新関空会社の資料から)

 ティッシュには日本の生活習慣を表す言葉や保安検査場の注意点を、イラストとともにデザイン。生活習慣編はゴミはゴミ箱に捨てる「きれい」、列には割り込まない「じゅんばん」など、保安検査場編は水筒の水を搭乗前に空にすることや、玩具の刀・手裏剣など機内への持ち込み不可など、計4種類ずつを用意した。チラシは機内持ち込み制限品を詳しく記載した。それぞれ中国語(簡体字)と英語の2カ国語で表記した。

 ティッシュには2次元コード(QRコード)を印刷。携帯端末で読み取ることで画像をダウンロードでき、SNSなどでの共有・拡散も狙う。

 配付するのは新千歳と成田、羽田、中部(セントレア)、関西、福岡の6空港。各空港のCS(顧客満足向上)部門が連携して実施する。春節の期間中、6空港で計1万8000セットを配付する。

 春節は中華圏の旧正月。春節の前後1週間は長期休暇となり、里帰りや旅行など人々が一斉に移動する。例年、中国国内の交通機関の大混雑が予想されている。

関連リンク
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羽田空港国際線旅客ターミナル
中部国際空港 セントレア
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