エアライン, 空港 — 2016年2月6日 10:10 JST

ピーチ、羽田－ソウル線就航　井上CEO「羽田3, 4路線目も」

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　ピーチ・アビエーション（APJ/MM）は2月6日、羽田発ソウル（仁川）行きの運航を開始した。

　羽田－ソウル線は1日1往復で開設。2015年8月に開設した台北（桃園）線に続く、羽田発着便の2路線目で、国際線としては10路線目となった。台北線と同様、羽田を深夜早朝帯に発着する。羽田発着便の就航で、ソウル路線は関西、那覇に加えて3路線となった。

羽田−ソウル線就航をPRするピーチの井上CEOと客室乗務員＝16年2月6日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田−ソウル線の就航式典で「気軽な旅を楽しんで」とPRするピーチの井上CEO＝16年2月6日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　運航スケジュールは、ソウル行きMM1009便は羽田を午前2時に出発し、午前4時35分に着く。羽田行きMM1008便はソウルを午後10時50分に出発し、羽田には翌日の午前1時に到着する。機材はエアバスA320型機（1クラス180席）。

　羽田行き初便となるMM1008便は、5日に出発。満席の乗客181人（うち座席を必要としない幼児1人）を乗せソウルを午後11時1分に出発し、羽田には6日午前1時6分に着いた。一方、ソウル行き初便のMM1009便は、乗客173人（同2人）を乗せて羽田を午前2時7分に出発し、午前4時42分にソウルへ到着した。

　羽田で開かれた就航式典で、ピーチの井上慎一CEO（最高経営責任者）は、「明日ソウルで焼肉を食べたい、エステに行きたいという人が、ソウルに近い関西ではピーチでかなえている。気軽な旅を楽しんで欲しい」とピーアールした。

　「旅の手軽さで、アジアから日本への心理的な距離が縮まっている。羽田から3番目、4番目の路線をどんどん就航させたい」と、さらなる羽田路線開設に意欲を示した。

　式典では、客室乗務員の松本裕太さんと、今村一美さん、千葉綾子さん、土本（つちもと）夏生さんが乗客にあいさつ。韓国に留学歴のある松本さんは、韓国語であいさつし、土本さんらは「コスメショップをハシゴした」など、ソウルでの旅の思い出を話し、松本さんも「朝方まで開いているお店も多いので、客室乗務員にもお薦めスポットなどを聞いて欲しい」と呼びかけた。

運航スケジュール
MM1009 羽田（02:00）→ソウル（04:35）
MM1008 ソウル（22:50）→羽田（翌日01:00）