成田空港を運営する成田国際空港会社(NAA)は、3月3日から新エプロン(駐機場)の供用を開始する。
新エプロンの面積は約2万1000平方メートルで、第4サテライト南側に整備。航空法に基づく工事完成検査などを終えたことから、供用開始日が決まった。飛行機を駐機する「スポット」数は4スポットで、このうち大型機が使用できるのは2スポットとなる。
NAAはピーク時間帯の効率的なエプロン運用を目指し、整備を進めてきた。同社によると、現在第1ターミナルビルに乗り入れる一部の便は、貨物地区など他地区で乗客が搭乗している。スポット増設により、従来よりもターミナルに近いスポットで、搭乗できるようになるという。
スポット増設により、成田空港全体のスポット数は整備前の164から168に増える。
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成田国際空港
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