ガルーダ・インドネシア航空(GIA/GA)は、ビジネスクラスに新シート「スーパーダイヤモンドシート」を設定したエアバスA330-300型機(登録番号PK-GPZ)を、現地時間2月1日に受領した。
新シートを設定したA330-300は全287席で、ビジネスクラスが24席、エコノミークラスが263席。従来の同型機は、全241席(ビジネス36席、エコノミー215席)などとなっている。
ビジネスクラスに設定するスーパーダイヤモンドシートは、1-2-1の1列4席で配置。全席が通路に直接アクセスできる。全幅は24インチ(約60.9センチ)、全長は82インチ(約208.2センチ)のフルフラットシートで、個人モニターには16インチのタッチスクリーンを搭載した。各席には電源と2つのUSB端子を備え、座席後方にはバーカウンターを設置した。
エコノミークラスにも新シートを採用。最大4段階に調整できるリクライニングを採用し、個人モニターには11インチのタッチスクリーンを搭載。各席には電源とのUSB端子を備えた。
また同日には、ボーイング777-300ER型機(登録番号PK-GIK)も受領した。同社は777-300ERを10機発注済みで、これまで9機を受領。今回の受領分が10機目となる。総座席数は393席で、ビジネス26席、エコノミー367席。
2016年は777-300ERのほか、A330-300を今回受領分を含め計4機、ATR42-600型機を4機受領予定。12月末時点での総保有数は144機となる見込み。
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ガルーダ・インドネシア航空
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