日本航空(JAL)が8月28日に発表した利用実績によると、7月の国際線は旅客数が前年同月比8.8%増の64万1958人、ロードファクター(座席利用率、L/F)は4.8ポイント増の76.3%だった。国内線は旅客数が4.8%増の254万7271人、L/Fは1.9ポイント減の60.4%となった。7月3日に就航したJALが出資する低コスト航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパン(JJP)との競合路線では、成田-札幌、沖縄線の旅客数が前年同月比6%から8%増加したが、L/Fには大きな影響は見られなかった。
3月から4カ月連続で2桁増を記録してきた前年同月比の旅客伸び率は、昨年東日本大震災の影響による旅客減が一段落した夏場を迎え、国際線国内線ともに1桁増にとどまった。
国際線でL/Fが最も高かった路線は、
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