ボーイング、787の型式証明取得から26日で1年

　ボーイングは現地時間8月24日、米国連邦航空局（FAA）と欧州航空安全局（EASA）から787型機の型式証明を取得して26日で1年を迎えると発表した。

検証プログラム（SROV）のため羽田空港に初飛来した787＝11年7月3日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　787は全日本空輸（ANA）がローンチカスタマーとなり、50機オーダーしたことで2004年4月にプロジェクトがスタートし、09年12月15日に初飛行を行った。

　11年8月29日に国土交通省航空局（JCAB）から日本の型式証明も取得し、9月25日にANAへ初号機がデリバリーされた。当初は08年の北京五輪前のデリバリーが予定されていたが、開発遅延やトラブルにより大幅に遅れた。

　7月末時点での受注は787-8が520機、787-9が339機の計859機。24日現在で17機がANAや日本航空（JAL）、エチオピア航空（ETH）にデリバリー済み。

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