春秋航空(CQH/9C)は現地時間12月3日、エアバスA320neoファミリーを60機発注したことを明らかにした。カタログ価格で総額63億ドル(約7755億円)。
内訳はA320neoが45機、A321neoが15機。2019年から2023年にかけて引き渡される。
A320neoのメーカー標準座席数は、A320neoが1クラス180席、A321neoが同236席。春秋航空はA320の従来型(180席)を運航しており、A321の導入は初めてとなる。路線を拡大している国際線に、新機材を投入する見通し。
春秋航空は、今年3月に関西空港を拠点化し、中部空港(セントレア)にも6月29日から乗り入れるなど、日本路線も増強を続けている。また、2016年2月には上海と北朝鮮の平壌を結ぶ路線の開設を計画している。北朝鮮へのLCC就航は初めて。
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春秋航空
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