ソラシド、三井住友とクレジットカード　ゴールド会員向け優先搭乗も

　ソラシドエア（旧スカイネットアジア航空、SNJ/6J）は三井住友カードと提携し、マイルが貯まるクレジットカード「ソラシドエアカード」を発行した。12月1日から会員募集を始めた。

「ソラシドエア ゴールドカード」と「ソラシドエア カード」を発表するソラシドの髙橋洋社長と客室乗務員、三井住友カードの松田祐一専務＝12月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　従来からある、ソラシド便の搭乗でマイルが貯まる「ソラシド スマイルクラブ」の機能が一体となったもので、クレジットカードによる買い物で貯まる「ワールドプレゼント」のポイントを、1ポイント＝10マイルのレートで交換できる。入会時や継続利用時のボーナスマイルなどの特典も用意した。たとえば、羽田－宮崎間片道の特典航空券は、7000マイルで交換できる。

　自動付帯する旅行傷害保険は、国内と海外が対象。国内が最高1000万円、海外は同5000万円で、旅行や帰省・ビジネスで、九州便を利用する機会が多い人に訴求していく。

　カード券種は、「ソラシドエア ゴールドカード（ゴールド）」と「ソラシドエア カード（クラシック）」の2種類を発行する。入会時と継続時にボーナスマイルを付与。入会時はゴールドが2000マイル、クラシックが1000マイル、継続時はゴールドが1000マイル、クラシックが500マイル付与される。

　また、ソラシドの搭乗回数が前年30回以上の多頻度利用者のうち、同ゴールド会員を対象としたメンバー制度「ソラシド ファーストメンバーズ」を開始。2016年4月に開始予定で、会員は優先搭乗や空席待ち優先案内のサービスを受けられる。また、毎年2000マイルをボーナスマイルとして付与する。

　新カード発行を記念して2016年3月31日までの期間中、カードに入会した人の中から抽選で、毎月10人計40人に、好きな区間の往復航空券をプレゼントするキャンペーンも実施する。

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