エアライン, 空港 — 2012年8月24日 11:05 JST

ジェットスター・ジャパン、関空を第2拠点に 10月から

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 ジェットスター・ジャパン(JJP)は8月23日、関西空港を10月28日から第2拠点にすると発表した。パイロットや客室乗務員、整備士などを配属し、機材もエアバスA320型機を2機常駐させる。新路線として関西-沖縄線を開設し、8月24日就航の関西-札幌、福岡線と合わせて関空発着を3路線にする。

10月から関西空港を第2拠点にするジェットスター・ジャパン=12年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 関空には2007年から親会社のジェットスター航空(JST)がオーストラリアと結ぶ長距離国際線を就航。拠点化により、ジェットスターグループの国内線と国際線を結ぶハブ空港としての役割を強化する。JJPによると、関空に10月28日開業予定のLCC専用ターミナルを使用するかは新関空会社と協議中という。

 JJPの機材は現在4機で、おおむね1カ月に1機ずつのペースで増機し、成田と関空の2拠点となる10月には7機体制とする。関空にはこのうちの2機を常駐させる。

 また、拠点別の人員採用を開始しており、関空拠点ではパイロットや客室乗務員、整備士など60人から70人程度を採用する見込み。

関連リンク
ジェットスター・ジャパン

関空、LCC専用ターミナルを10月28日開業へ