中国南方航空(CSN/CZ)は冬ダイヤが始まる10月25日から、上海(浦東)経由で運航していた広州-中部(セントレア)線を、直行便に切り替える。夏ダイヤまでと同様に、1日1往復のデイリーで運航する。
運航機材はボーイング737-700型機で、ビジネス8席、プレミアムエコノミー24席、エコノミー96席の計128席。これまではエアバスA320型機(ビジネス8席、プレミアムエコノミー24席、エコノミー120席、計152席)で運航していた。
CZ379便は広州を午前11時30分に出発し、中部着は午後4時。折り返しのCZ380便は中部を午後5時に出発し、広州には午後8時35分に到着する。夏ダイヤと比較すると、中部着は夜から夕方に、中部発は午前から夕方に、それぞれ変更となる。
広州は自動車産業が盛んで、トヨタ自動車(7203)の関連企業が多く進出している。中国南方航空によると広州へはビジネス渡航が多く、以前から地元経済界などから直行便への要望が高かったことから、開設を決定したという。
同社の冬ダイヤからの中部発着便は上海が週7往復、大連が週4往復、瀋陽が週4往復、長春が週2往復、武漢が週3往復。夏ダイヤと比較すると、大連が週3往復、瀋陽と武漢がそれぞれ週1往復ずつ減便となる。週2往復で運航していた鄭州便は8月22日に運休した。
今後、冬ダイヤ期間中に、中部には広州経由で桂林から、上海経由で長沙からの乗り入れを予定している。
運航スケジュール
CZ379 広州(11:30)→中部(16:00)
CZ380 中部(17:00)→広州(20:35)
関連リンク
中国南方航空
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