JAL、台北－青森・秋田で787チャーター　11月に2往復

　日本航空（JAL/JL、9201）は11月に、台北（桃園）から東北へのチャーター便を運航する。東北応援プロジェクト「行こう！東北へ」の一環で、青森と秋田に2往復、計4便を設定。ボーイング787-8型機で運航する。海外から秋田へのチャーター便はJALでは初めて。
（青森到着の記事はこちら）

台北から東北へのチャーター便を運航するJAL＝15年2月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　1便目の往路は11月5日に台北発青森行き、復路は9日に秋田発台北行きを設定。2便目の往路は10日に台北発秋田行き、復路は青森発台北行きを運航する。

　5日のJL8838便は、台北を午前5時25分に出発し、青森着は午前9時25分。9日のJL8837便は、秋田を午後5時55分に出発し、台北には午後9時に到着する。

　10日のJL8838便は台北を午前7時に出発し、秋田着は午前10時50分。14日のJL8837便は青森を午後2時40分に出発し、台北には午後5時50分に到着する。

　また、5日からチャーター便を運航するため、4日に成田午後5時25分発の台北（桃園）行きJL8663便を臨時便で運航。台北には午後8時45分に到着する。

　台北からの到着時は、青森のねぶた囃子と秋田のなまはげが利用客を出迎える。青森県からは歓迎のロゴが入ったリンゴを、秋田県からは県の銘菓をプレゼントする。台北に戻る機内でも、両県の特産品を提供する。

　JALグループでは被災地復興支援の一環として、「行こう！東北へ」プロジェクトを実施中。定期的に東北各県の物産販売を手伝っている。

　プロジェクトの一環として、東北発着のチャーター便をこれまでも設定。2013年は台北から東北各地や福島－ホノルル線、2014年にも福島－ホノルル線を運航した。JALが青森発着で運航する国際線チャーター便は2013年10月の台北便以来約2年ぶり、秋田発着は2006年7月のウランバートル便以来約9年ぶり。

運航スケジュール
1便目
JL8838 台北（05:25）→青森（09:25）運航日：11月5日
JL8837 秋田（17:55）→台北（21:00）運航日：11月9日

2便目
JL8838 台北（07:00）→秋田（10:50）運航日：11月10日
JL8837 青森（14:40）→台北（17:50）運航日：11月14日

関連リンク
日本航空

青森チャーター便
・JALの787、青森に初飛来　台北からチャーター（15年11月5日）

東北発着のチャーター便
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東北応援プロジェクト「行こう！東北へ」関連
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福島チャーター機を活用
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