日本航空(JAL/JL、9201)は、地域活性化プロジェクト「ジャパンプロジェクト」第52弾として、10月1日から高知県を取り上げる。機内やラウンジなどで県をイメージした料理や特産品を扱う。31日まで。高知県を取り上げるのは2011年6月の第2弾、2014年6月の第37弾に続き、今回で3回目。
国内線ファーストクラスの機内食は、高知市のレストラン「土佐養生膳『加尾の庭』(かおのにわ)」の料理長 樫原直哉氏がプロデュース。上旬は土佐秋茸のホワイトソースをかけた四万十鶏のソテー、中旬は厚切り四万十ポークステーキや西山金時のポタージュ、下旬は無投薬で養殖したタイ「海援鯛(かいえんたい)」のアクアパッツァなどを提供する。ご飯は土佐市岩戸地区産の「特別栽培米コシヒカリ」を用意する。国内線ファーストクラスで提供中の「こだわりの日本酒」は、アリサワ酒造(土佐市)の「文佳人(ぶんかじん) 純米大吟醸」をJALオリジナルラベルで用意する。
午後5時以降の出発便を対象に、上旬、中旬、下旬で異なるメニューを用意する。那覇発羽田行きJL914便でも提供する。24日までは午後3時45分、25日以降は午後3時55分に出発する。
羽田空港の国内線ダイヤモンド・プレミアラウンジでは、県内の銘酒を提供。浜川商店の「美丈夫(びじょうぶ)純麗 たまラベル」や西岡酒造店の「久礼(くれ)辛口純米酒」、司牡丹酒造の「純米酒 司牡丹(つかさぼたん)仁淀ブルー」を用意する。
高知発着のJALグループ便を対象運賃で利用した乗客を対象に、抽選でボーナスマイルや温泉旅館の宿泊券が当たるキャンペーンを実施。期間中に専用サイトから申し込むと、100人に1000マイルを、1組2人に土佐清水市足摺岬のリゾートホテル「足摺テルメ」の宿泊券をプレゼントする。実施期間は12月31日まで。
JALマイレージバンク(JMB)のマイルと商品を交換できる、JALと三越が共同で運営する「とっておきの逸品」では、県の特産品や名物を用意した。カツオやシラスなど県の珍味を集めた「〈土佐料理 司〉土佐づくしセット」や、県産の水晶文旦3キロ、四万十鮎いろり焼セット、県産牛「土佐あかうし」の肩ロース肉500グラムを、それぞれ1万マイルで交換する。申し込み期間は12月31日まで。
ジャパンプロジェクトは2011年5月にスタートした地域活性化プロジェクト。機内誌や機内ビデオ、機内食などを通じて「日本のすばらしさ」を発信している。9月には第51弾として、秋田県を取り上げた。
関連リンク
JAPAN PROJECT(日本航空)
・JAL、9月は秋田特集 地域活性「ジャパンプロジェクト」(15年8月28日)