官公庁, 空港 — 2015年9月18日 08:35 JST

成田第3滑走路建設向け、国など4者協議会 夏目社長「スピード感持って対応」

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 成田空港の第3滑走路建設に向け、国土交通省と千葉県、成田市など空港周辺9市町、成田国際空港会社(NAA)は9月17日、第1回目の4者協議会を開いた。第3滑走路の具体案や騒音対策、地域振興策などを議論する。

成田空港第3滑走路建設に向けた4者協議会であいさつする千葉県の森田知事=9月17日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 第3滑走路については、4月に地元経済団体などが実現に向け、署名と要望書を太田昭宏国交相へ提出。昨年開かれた国交省の有識者会議では、2020年に開かれる東京オリンピック後の施策として、既存滑走路の延長と滑走路の増設を提言している。これらを受け、国交省は成田空港の機能強化の一環として、第3滑走路の整備について検討を本格化させた。

 国交省航空局(JCAB)の佐藤善信局長は、「2020年代には成田と羽田を合わせた処理容量を需要が上回ると予測している。訪日客の急増や近隣アジア諸国の空港との競争が激化しており、羽田と成田の機能強化が必要」と、第3滑走路整備の必要性を説明した。

 NAAの夏目誠社長は、9月中に夏目社長をトップとする組織「成田国際空港のさらなる機能強化推進本部」を立ち上げ、社内で横断的に連携して調査にあたる。

 成田空港の年間発着回数は滑走路2本で30万回だが、2014年は前年比


これより先は会員の方のみご覧いただけます。

無料会員は、有料記事を月あたり3記事まで無料でご覧いただけます。
有料会員は、すべての有料記事をご覧いただけます。

会員の方はログインしてご覧ください。
ご登録のない方は、無料会員登録すると続きをお読みいただけます。

無料会員として登録後、有料会員登録も希望する方は、会員用ページよりログイン後、有料会員登録をお願い致します。

会員としてログイン
 ログイン状態を保存する  

* 会員には、無料個人会員および有料個人会員、有料法人会員の3種類ございます。
 これらの会員になるには、最初に無料会員としての登録が必要です。
 購読料はこちらをご覧ください。

* 有料会員と無料会員、非会員の違いは下記の通りです。
・有料会員:会員限定記事を含む全記事を閲覧可能
・無料会員:会員限定記事は月3本まで閲覧可能
・非会員:会員限定記事以外を閲覧可能

* 法人会員登録は、こちらからお問い合わせください。
* 法人の会員登録は有料のみです。

無料会員登録
* 利用規約 に同意する。
*必須項目新聞社や通信社のニュースサイトに掲載された航空業界に関する記事をピックアップした無料メールニュース。土日祝日を除き毎日配信しています。サンプルはこちら
登録内容が反映されるまでにお時間をいただくことがございます。あらかじめご了承ください。