シンガポール航空、季節運航の札幌便　11月から計17往復

　シンガポール航空（SIA/SQ）は現地時間11月30日から、シンガポール－札幌線を期間限定で運航する。2016年1月9日札幌発までの運航で、期間内に17往復を予定している。

札幌便を季節運航するシンガポール航空＝12年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　運航機材はボーイング777-200ER型機で、ビジネス30席、エコノミー255席の計285席。シンガポール発を月曜と金曜、札幌発を火曜と木曜で設定する。このほか、一部日程を追加して運航する。

　追加するのはシンガポール発が12月10日と24日の木曜、12月19日と26日、1月2日の土曜。札幌発は12月11日と25日の金曜、12月20日と27日、1月3日の日曜に追加する。札幌金曜発便のみ、シンガポールに5分早着する。

　SQ660便はシンガポールを午後11時30分に出発、札幌着は翌日午前8時。折り返しのSQ661便は。札幌を午前9時30分に出発し、シンガポールには午後5時20分に到着する。

　冬の北海道は、自然やウィンタースポーツ、グルメ、温泉など、外国人観光客からも人気が高く、旅行需要は年々増えている。北海道経済部観光局の調べによると、2014年度の来道者数は前年比33.7％増の154万1300人で、うちアジア人は36.1％増の135万2500人だった。

　シンガポール航空は2011年から、冬季にシンガポール－札幌線を運航している。2014年は12月1日から2015年1月17日まで、週2往復をエアバスA330-300型機で運航した。

運航スケジュール
SQ660 シンガポール（23:30）→札幌（翌日08:00）運航日：月金、12月10日、19日、24日、26日、1月2日
SQ661 札幌（09:30）→シンガポール（17:20）運航日：火土、12月11日、20日、25日、27日、1月3日

関連リンク
シンガポール航空

・シンガポール航空、札幌線で季節便　12月から週2往復（14年8月5日）