日本航空(JAL/JL、9201)は8月25日、東京・日本橋の日本橋ふくしま館「MIDETTE(ミデッテ)」前で、植木義晴社長や福島県出身の客室乗務員(CA)などが同県の観光パンフレットを配り、旬のフルーツなどをピーアールした。
植木社長からパンフレットを受け取った人の中には、植木社長との記念撮影をお願いする男性も。植木社長らは撮影に笑顔で応じた。また、JALのCA最終面接を受けている最中の女性が偶然通りかかり、植木社長らは握手に応じた。
2009年以来の福島空港への定期便再就航について植木社長は、今のところ予定はないとし、「震災以降、仙台と福島に近い山形に力を入れている」と理由を説明した。
JALは福島空港が開港した1993年3月20日から就航したが、利用低迷などで2009年1月31日に撤退。現在は定期便を運航していないが、復興支援の一環として2013年と2014年の12月にハワイ、2014年の1月と4月に那覇へのチャーター便を運航した。
MIDETTEでは、旬を迎えた名産品のモモやブドウ、ナシなどを販売。福島県東京事務所の高荒昌展所長によると、例年より10日ほど早く収穫できたという。モモは雨が少ないため小ぶりなものの、暑かった日が多く甘く仕上がったようで、「小さいけど濃い味に、おいしく仕上がった」とできあがりに自信がある様子を見せた。
植木社長は大粒のブドウを試食。「甘くておいしい。種がなくて食べやすい。皮まで食べられる」と話した。
JALグループでは被災地復興支援の一環として、「行こう!東北へ」プロジェクトを実施中。定期的に東北各県の物産販売を手伝っている。
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日本航空
日本橋ふくしま館MIDETTE
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