関空「カンクン」と伊丹「そらやん」、ゆるキャラグランプリ出場

　新関西国際空港会社は8月17日、関西空港のキャラクター「カンクン」と伊丹空港（大阪国際空港）の「そらやん」が、11月に静岡県浜松市で決選投票が行われる「ゆるキャラグランプリ 2015」にエントリーしたと発表した。

ゆるキャラグランプリ2015に出場する関空のカンクン（左）と伊丹のそらやん（新関空会社の資料から）

　カンクンは、「ようこそ」「ありがとう」の心と感謝の気持ちを込めた関空のマスコットキャラクター。世界にはばたく関空をイメージし、地球儀に翼を付けている。関空が開港した1994年に誕生しており、新関空会社では「ゆるキャラの草分け的存在」を自負している。

　一方のそらやんは、2014年に伊丹空港の開港75周年を記念して制定された。飛行機をモチーフにした丸い体と、愛嬌ある表情のデザインで、宝塚大学造形芸術学部イラストレーション研究室を卒業した大路麻純（おおじ・ますみ）さんの作品。読み方はそらやんの「ら」にアクセントが付く。2014年の同グランプリにも出場したが、1699位中269位だった。

　今回は関空と伊丹が一丸となり、「カンクン＆そらやん」としてエントリー。インターネット投票は8月17日午前10時から11月16日午後6時まで。決選投票は静岡県浜松市で、11月21日から23日にかけて行われる。

　投票方法はパソコンや携帯電話などから1日1回投票可能。新関空会社によると、日にちが変われば複数回投票できるという。

　ゆるキャラグランプリは、ご当地のキャラクターや企業のマスコットなどを対象にした人気投票で、2010年にスタート。これまでに、熊本県の「くまモン」や愛媛県の「バリィさん」、栃木県佐野市の「さのまる」などが1位を獲得している。2014年は中部空港（セントレア）で開かれ、群馬県の「ぐんまちゃん」がグランプリの座についた。

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