スクート(SCO/TZ)は現地時間7月23日、同社向け初号機となるボーイング787-8型機(登録番号9V-OFA)をシンガポール-シドニー線に導入したと発表した。
787-8はビジネス21席、エコノミー314席の計335席。初号機には「ババオ(Ba Bao、八宝)」という愛称を命名。中国語で「8つの宝」「8番目の赤ちゃん」を意味する。
シンガポール-シドニー線は1日1往復のデイリーで運航。TZ2便はシンガポールを午前1時45分に出発し、シドニーには午前11時25分に到着する。折り返しのTZ1便はシドニーを午後0時40分に出発、シンガポール着は午後7時5分。
同社は現在、長胴型の787-9を5機、787-8と777-200を1機ずつ保有。このうち777-200は8月下旬、定期運航から退役させる。LCCとしては初めて、機材を787に統一する。
同社は787-8と787-9を10機ずつ計20機発注済み。うち11機は2016年3月までに受領する予定。
運航スケジュール
TZ2 シンガポール(01:45)→シドニー(11:25)
TZ1 シドニー(12:40)→シンガポール(19:05)
関連リンク
スクート
・スクート、787-9で関空就航 バンコク経由のシンガポール便(15年7月8日)
・スクート、9月から成田に787 全路線で導入へ(15年6月16日)