エアライン, 空港 — 2015年7月8日 07:57 JST

ANA、搭乗口が”天の川”に 羽田で七夕イベント

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 全日本空輸(ANA/NH)は7月7日、羽田空港などで七夕イベントを開いた。浴衣を着た空港旅客係員が、七夕をデザインしたミニうちわを配布。羽田の国内線第2ターミナルでは、女性パイロットや客室乗務員らが出発便を見送った。

飾り付けで天の川のようになった搭乗口から乗り込む札幌行きNH61便の乗客=7月7日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

 羽田の国際線ターミナルではカウンター前に、第2ターミナルでは搭乗口前に笹を設置。出発客らが願い事を書いた短冊を飾った。

 札幌行きNH61便(ボーイング777-300型機、登録番号JA753A)の出発前には、61番搭乗口付近でイベントを実施。乗客には記念のお菓子が配られた。搭乗口には青い布や銀色のモールが飾り付けられ、乗客は“天の川”を渡って飛行機に乗り込んだ。

 同便は浴衣姿の空港旅客係員らに見送られ、定刻の午前11時に乗客420人(幼児5人含む)と運航乗務員2人、客室乗務員11人の計433人を乗せて羽田を出発。札幌には午後0時28分に着いた。

 イベントに参加した客室乗務員は、「子供たちの願いがすべてかなって欲しい」と話し、女性副操縦士は「普段は忙しさに負けてしまい、日本の文化に触れる機会がなかった。乗客と直接会話できたことは貴重な経験になった」と喜んでいた。

 乗客らが願い事を書いた短冊は、8月中旬に栃木県の足利織姫神社に奉納する。同神社は1300年の歴史があり、産業振興と縁結びの神様として足利市民に親しまれている。

羽田国際線ターミナルのANAカウンター前で短冊を飾り付ける外国人客=7月7日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

浴衣を着た係員も参加したANAの七夕イベント=7月7日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

羽田国内線第2ターミナルの61番搭乗口前でANAの客室乗務員と短冊を飾り付ける乗客=7月7日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

女性副操縦士が見守る前で短冊に願い事を書く子供=7月7日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

フォトフレームを手にするANAの空港旅客係員と客室乗務員=7月7日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

飾り付けで天の川のようになった搭乗口から乗り込む札幌行きNH61便の乗客=7月7日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

乗客にお菓子を手渡すANAの空港旅客係員=7月7日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

札幌行き61便を見送るANAの空港旅客係員と女性副操縦士、客室乗務員=7月7日 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

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