日本航空(JAL/JL、9201)は、地域活性化プロジェクト「ジャパンプロジェクト」第49弾として、7月1日から宮崎県を取り上げる。機内やラウンジなどで県をイメージした料理や特産品を扱う。31日まで。宮崎県は2011年5月の第1弾でも特集し、今回で2回目。
国内線ファーストクラスの機内食は、宮崎市のシェラトン・グランデ・オーシャンリゾート内のレストラン「タツヤカワゴエ・ミヤザキ」のオーナーシェフ、川越達也氏がプロデュース。上旬は県の名物・チキン南蛮をアレンジした桜姫鶏のソテー、中旬はあじ豚の焼きパテ、下旬は宮崎牛のデミグラス煮込みを用意する。国内線ファーストクラスで2014年10月から提供を再開した「こだわりの日本酒」では、千徳(せんとく)酒造の「千徳 大吟醸」と雲海酒造の「超特撰 綾錦(あやにしき)大吟醸 登喜一(ときいち)」を提供する。
午後5時以降の出発便を対象に、上旬、中旬、下旬で異なるメニューを用意する。午後3時40分那覇発羽田行きJL914便でも提供する。
羽田空港の国内線ダイヤモンド・プレミアラウンジでは、県の銘酒や銘菓を提供。「そば焼酎 雲海」や「白霧島」など、焼酎を8種類用意する。芋や麦、そば、米など、各種を取りそろえた。このほか、昭和40年代から親しまれている「青島せんべい」や串間産のサツマイモを使用したスイートポテト「ぽてっち〜」なども提供する。
宮崎発着のJALグループ便を対象運賃で利用した乗客を対象に、抽選でボーナスマイルが当たるキャンペーンを実施。期間中に専用サイトから申し込むと、100人に1000マイルをプレゼントする。実施期間は9月30日まで。
JALマイレージバンク(JMB)のマイルと商品を交換できる、JALと三越が共同で運営する「とっておきの逸品」では、県の特産品や名物を用意した。宮崎牛の焼き肉用肩ロース500グラム、ロースステーキ320グラム、桑水流(くわずる)畜産の黒豚詰め合わせ、電子レンジで温めて食べるチキン南蛮100グラム16個をそれぞれ1万マイルで交換する。申し込み期間は9月30日まで。
ジャパンプロジェクトは2011年5月にスタートした地域活性化プロジェクト。機内誌や機内ビデオ、機内食などを通じて「日本のすばらしさ」を発信している。6月には第48弾として、山口県を特集した。6月12日には同プロジェクトの一環として、山口県観光振興課と協力して県のアンテナショップ「おいでませ山口館」(東京・日本橋)前で観光パンフレットを配布した。
関連リンク
JAPAN PROJECT(日本航空)
・JAL、6月は山口特集 地域活性化「ジャパンプロジェクト」(15年5月28日)
・JALと山口県、日本橋で観光PR 大西会長「山口の酒は“危険”」(15年6月12日)