エアバス, エアライン, 機体 — 2015年6月22日 05:58 JST

中南米のシネルジー・エアロ、A320neoなど62機発注へ

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 エアバスは6月15日から開かれたパリ航空ショーで、中南米を拠点とするシネルジー・エアロスペース・コーポレーションが、A320neoファミリーを62機発注する覚書(MoU)を締結したと発表した。

シネルジー・エアロスペースがMoUを締結したA320neo=14年7月 PHOTO: H. Gousse, Master Films/Airbus

 同社はコロンビアのアビアンカ・ホールディングスの筆頭株主。今回の発注により、アビアンカ・ブラジル(ONE/O6)の機材更新と路線拡大を促進する。

 シネルジーはA350 XWBを10機、A330-200を6機、A330-200F貨物機を1機、A320ファミリーを20機発注済み。ONEはA320ファミリーを38機とA330-200Fを1機運航している。

 今回の契約が確定発注になると、A320neoの中南米における受注はアビアンカ、アズール、インタージェット、LATAM、シネルジー、ビバエアロバス、ボラリスの7社から407機になる。

 また、中南米とカリブ海諸島ではエアバス機は950機の受注と約500機の受注残があり、現在約600機が運航中。今年5月には、中南米における総引き渡し数が500機に達した。

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