日本航空(JAL/JL、9201)は、羽田空港国内線第1ターミナルの保安検査場の待ち時間を、スマートフォン用アプリで案内するサービスを、7月から始める。
日立製作所(6501)の協力を得て、人の流れを検知する技術とクラウドサービスを活用。待ち時間を計測するシステムを新たに開発した。保安検査にかかる待ち時間を、乗客自身のスマートフォンで確認してもらい、待ち時間のストレスを軽減するという。
同種のサービスの提供は、国内では初めて。第1ターミナルでJALグループ便の乗客が利用する4カ所の保安検査場の混雑状況を数値化し、すでに提供している無料アプリ「JAL Countdown(JALカウントダウン)」で情報を提供する。
JALカウントダウンの動作環境は、iOS版がiOS 6以上搭載のiPhone、アンドロイド版がAndroid OS 2.3以降を搭載した機種。iOS版はApp Storeから、アンドロイド版はGoogle Playからそれぞれ無料でダウンロードできる。
関連リンク
JAL Countdown
日本航空
日立製作所
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