全日本空輸(ANA/NH)をはじめとするANAグループは6月17日、英国を本拠地とする航空業界の調査・格付け会社SKYTRAX(スカイトラックス)社が実施する「ワールド・エアライン・アワード」のうち、2部門で世界一を受賞したと発表した。パリ航空ショーで開催された表彰式には、SKYTRAXのエドワード・プレイステッドCEOとANAの内薗幸一副社長、山本ひとみ客室センター長らが出席した。
受賞したのは、空港サービス全般を評価する「ワールド・ベスト・エアポート・サービス」と、空港スタッフや客室乗務員のサービス品質を地域ごとに評価する「ベスト・エアライン・スタッフ・イン・アジア」の2部門。
ワールド・ベスト・エアポート・サービスの受賞は、3年連続4度目。羽田・成田空港の国際線ラウンジの増設や拡張、那覇空港国内線ターミナル内に最上級クラスのラウンジ「スイートラウンジ」新設などの取り組みが評価された。
ベスト・エアライン・スタッフ・イン・アジアの受賞は2011年に続き2度目。空港スタッフと客室乗務員が連携しサービス向上に努めている点や、空港・機内でのサービスレベルがアジアで最も優れている点が評価された。
ANAはSKYTRAXが実施する、1つ星から5段階の星の数で航空会社を格付けする「エアライン・スター・ランキング」で、5つ星を3年連続で獲得している。
・ANA、3年連続SKYTRAXの5つ星 篠辺社長「サービス向上余地ある」(15年3月20日)
・ANA、空港サービスなど世界一受賞 スカイトラックス調査(14年7月16日)