エアバス, エアライン, 機体 — 2012年7月18日 10:59 JST

エアバス、ラバトリー配置変更したA320用客室「Space-Flex」 TAMが初採用

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 エアバスはA320ファミリー用の新しい客室レイアウト「Space-Flex PRM」の提供を開始した。ラバトリー(化粧室)の配置を変更することで客室後部スペースを有効活用。A320ファミリーにオプションで提供する。

A320ファミリー用の新客室レイアウト「Space-Flex PRM」の模型(エアバス提供)

 「Space-Flex PRM」は、2013年第4四半期から引き渡されるTAM航空(TAM)の新造機39機が初採用。客室後部のスペースを従来より効率的に使用することで、2つのラバトリーとギャレー(厨房設備)を収容する。このうち、ラバトリーは単通路型機では初となる身体障害者用の仕様へ容易に変更でき、広さはA330など広胴型機と同等になる。

 エアバスによると、「Space-Flex」ではラバトリーなどの代わりに座席を配置することも可能だという。

「Space-Flex PRM」のラバトリーを身体障害者用の仕様にした模型(エアバス提供)

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Airbus
エアバス・ジャパン

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