ボーイングは現地時間6月4日、今月15日から始まるパリ航空ショーに展示する航空機などを発表した。
飛行展示は、ベトナム航空(HVN/VN)の787-9を予定。地上では、台湾のチャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)の777-300ER、カタール航空(QTR/QR)の787-8、哨戒機P-8Aポセイドン、大型輸送ヘリコプターCH-47Fチヌーク、多用途戦闘機F-15Eストライクイーグルの展示を計画している。
CALは15日午前に報道関係者向けに説明会を開いた後、機内を公開する予定。民間航空機部門バイス・プレジデント兼チーフ・プロジェクト・エンジニアのマイク・シネット氏は15日午後0時45分から、同部門のレイ・コナー社長は16日午前10時から、航空機開発担当シニア・バイス・プレジデント兼ゼネラル・マネージャーのスコット・フィンチャー氏は16日正午から、開発中の777Xや737 MAXなど機体の現状や、市場動向などについて、プレゼンテーションを行う。
今回で51回目となるパリ航空ショーは、パリ郊外のル・ブルジェで15日から21日まで開かれる。航空ショーとしては、偶数年開催の英国ファンボロー航空ショーと並び、世界最大規模を誇る。
関連リンク
Boeing
ボーイング・ジャパン
Paris Air Show
・ボーイング、ファンボロー航空ショーで201機受注 200席仕様737 MAX 8発表(14年7月18日)
・戦闘機のように急上昇するボーイング787-9 写真特集・ファンボロー2014展示飛行(終)(14年7月28日)
・ボーイング、パリ航空ショーで442機受注 787-10ローンチ(13年6月21日)