企業 — 2015年6月4日 21:05 JST

エクスペディア、多頻度客に優遇制度 囲い込み強化

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 オンライン旅行サイトの米エクスペディアの日本語サイト「エクスペディア・ジャパン」は、利用頻度の高い利用者向けの優遇会員制度「エクスペディアプラス」を、6月2日から導入した。

新優遇制度「エクスペディアプラス」をで多頻度利用者の囲い込みを図るエクスペディア

 会員ランクをプラスブルー、プラスシルバー、プラスゴールドの3段階に設定。ブルー会員は利用者全員が対象で、旅行や出張などで7泊するか60万円以上利用するとシルバー会員、15泊か120万円以上の利用でゴールド会員に昇格する。

 航空券やホテル代を支払う際に貯まるポイント制度も導入。1ポイントはホテルやツアーが75円、航空券が750円で換算される。ポイントの還元率は、ブルー会員が約1.1%、シルバーが約1.2%、ゴールドが約1.4%となる。

 ゴールドとシルバー会員には、提携ホテルで朝食やスパなどが無料で利用できる特典が提供される。

 エクスペディアプラスは、すでに米国などで導入されており、日本は7カ国目。エクスペディアがサービスを展開する31カ国のうち、28カ国での導入が決定している。

 日本でのエクスペディアのリピート率は36%で、優遇制度の導入により、顧客の囲い込みを図る。

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